研究内容

研究テーマ一覧

  • プレゼンテーション作成支援
    プレゼンテーションの初心者は自身のプレゼンテーションに対する聴衆の理解を推測する余裕がなく,わかりやすいプレゼンテーションを構成することが困難です.本研究ではスライドと口頭説明から聴衆が理解する内容を聴衆モデルとしてモデル化し,不適切な個所を可視化して修正を促すシステムを構築し,その効果を明らかにします.可視化された聴衆モデルをもとに初心者自身でプレゼンテーションを修正させることで,情報伝達の基本的なノウハウを習得できる環境を提供します.
  • 身体スキル獲得支援
    特定の身体動作を上手に行うためには,体の各部位が人の体型に応じた適切な動作をすることが必要になります.通常,この動きは無意識的に行われることが多いため,自身の動作の不適切さや改善点を把握したり,より良い動作ができるような意識を保持したりすることは困難です.一方で,絵を描くという行為は対象に関する理解を促進すると言われています.本研究では,この「絵を描く」という活動に着目し,身体スキルの対象となる動作を描くことのできる環境を構築し,動作の言語化を支援します.また,動作の言語化が身体スキル獲得に及ぼす影響も明らかにします.
  • メタ学習支援
    学習対象をすべて暗記してしまう学習者が存在しますが,暗記して獲得した知識は同じ問題や状況にしか使えず,異なる問題や状況に活用することは困難です.本研究では,暗記していた学習対象に対し,その意義を考えさせることのできる学習方法を提案し,提案した学習方法に沿った学習を実現できるような環境を構築します.

    • 歴史的事象の抽象化支援
      知識を他の問題や状況に転用するためには,獲得した知識をより一般的なレベルに抽象化することが必要になります.本研究では,歴史学習から教訓を獲得する学習活動を導入します.
    • プログラミングを対象とした追体験
      知識を適用できるようになるためには,知識を適用できる状況を正しく理解する必要があります.本研究では,オブジェクト指向プログラミングにおける良い設計であるデザインパターンを対象に,デザインパターンを用いないプログラムの作成を介して,設計の良さを考えさせる学習活動を提案します.
  • 協調知識構築支援
    芸術作品などの生成物を修正するという活動において,個々の修正は,芸術作品を生成するための知識やコツの適用例だとみなすことができます.そのような知識やコツは,教科書で一般的に書かれているようなものだけでなく,具体的な事例に特化した詳細なものまで見受けられます.したがって,修正事例からその修正理由を考え,整理することは,芸術作品の生成に関する知識を構築していくこととなります.本研究では,他者の作品に対する修正箇所に対して意図を付与し,付与した意図を整理できるような協調作業環境を構築することで,芸術作品作成のための知識を協調的に構築・活用できる枠組みを提案します.
  • ヘルスケア知識獲得支援
    健康長寿のためには,常に健康でいられるような活動を心がける必要があります.しかし,特に健康でいる間は自身の体調の変化をあまり気にかけないため,どんな行動が自身の健康に影響を与えているのかを意識することはあまりありません.そこで,ユーザの行動履歴とApple Watchなどデバイスで獲得した生体データをユーザ自身が試行錯誤的に分析できる実験環境を構築し,ユーザが自身のヘルスケアに関する知識を獲得したり確認したりすることを支援します.

 

卒論・修論テーマ一覧